大人のピアノの良さは「自分らしい音色」「自分らしい曲」
新型コロナウイルスの感染者が最多を記録し、
また・・・きゅっと緊張感が漂ってきましたね。
不安な気もちに駆られている方が多いかと思います。
こんなとき、音楽が少しでも癒しになれば・・・と思います。
昨日のレッスンの中で、そんな時間をわたしは何度となく、味合わせていただきました。
ノア音楽教室には、たくさんの大人のピアノの生徒さんが在籍されています。
大人になって始めた初心者さんも
子ども時代に習っていたピアノ再開組も
いろいろな方がいらっしゃいますが、
どの方もそれぞれ、ご自分の音色・味わいをお持ちだなぁと感じています。
うまいとか へただとか、そんなことを超えて、
その方の音色なんですよ。
どの方の音色も、ほんとうに素敵です。
そして、「その方らしさ」は、曲選びにも現れます。
昨日のレッスンで、前後になった Мさんと Sさん。
Sさんは、もうすぐ本番の「大曲の会」にエントリーしていらっしゃるので
緊張の練習として、Мさんに聴いていただくことになりました。
こんなときですので、Мさんには玄関に置いてある椅子のところで聴いていただき、
「聴いている人がいる気配」があるだけですが、
それでも Sさんには、いい練習になったようです。
Sさんがお帰りになった後、Мさんがおっしゃいました
「Sさんらしい選曲ですね!」。
ほんとうに、言われてみれば、
Sさんの雰囲気はもちろん、生き方(というと大げさかもしれませんが)に
ピッタリの曲でした。
それから弾き始めた Mさんの一音が、とてもエレガントで、
まさに Mさんらしい音色で、正直ちょっとびっくりしたくらいでした。
Мさんが今取り組んでいる曲も、彼女らしい素敵なセレクトです。
大人の生徒さんは、基本的にご自分のお好きな曲を中心にレッスンしています。
皆さんが各々選んで来られる曲の中には、
私の知らない曲や 初めてのアレンジものもたくさんありますが、
どの曲も、その方らしくて
「次はどの曲を選ばれるだろう?」と わたしはいつもとっても楽しみにしています!
↓ 写真は、今年(!)2月に開催した「大人のおさらい会」のときのもの。
華やかなお花で気分が少しでも明るくなれば。。。
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