普通の大人が気負わずにピアノを習える教室
(こちらです)。
わたくしごとですが、先日祖母が102歳で他界しました。
関東大震災や、戦後に満州からの引き揚げなども経験し、
陶芸、野草、料理、…など多趣味で、
ひとりでどんどん旅行にも行っちゃうし、
70過ぎて夫を亡くしてから、自分のためのバリアフリーの家を建ててもらうなど、
まぁすごいおばあちゃんでした。
祖母にはまったくかなわないけれど、
わたしも好奇心いっぱいの人生を送れるよう、もう少しがんばりたいとあらためて思いました。
その祖母は、そういえばまったく音楽には興味がなさそうでしたが(笑)
娘たち(わたしの母や叔母たち)にピアノを習わせたことが、
とにもかくにも、わたしがピアノを習うことができた原点であったと思います。
母たちが娘時代に弾いた象牙の鍵盤のピアノが、その後実家にきて、
姉がピアノのレッスンを始め、
それを見て「わたしもピアノ習いたい!」と言ったのが、わたしのピアノとの付き合いの始まりでした。
葬儀のときに、何十年ぶりか(?)に叔母に会い、
思いがけなく音楽談義に話が弾みました。
今70代の叔母は、50代半ば頃からフルートを始めたそうです。
「ちっともうまくならないけど…」
と言いながらも、お仲間と楽しむアンサンブルが楽しい様子でした。
最初に習っていた個人レッスンは、楽しく習うにはちょっとハードルが高い感じだったようで、長くは続かなかったそうです。
「身体の使い方から、『こうしなければならない』みたいにご指導いただいて、わたしにはちょっと…」
と叔母は笑っていました。
たぶん、そのフルートの先生も、生徒さんのフルートを少しでも上達させてあげたくて一生懸命だったのだと思います。
わたしも、身体の動かし方について、レッスンの中でお話することがありますし。
でも、大人の趣味としては、叔母にとっては「そこまででなくても…」と感じるものだったのでしょう。
大人が趣味として音楽を習おうとするとき、意識や目標はさまざまです。
当音楽教室では、ご入会前に「無料ミーティング」という時間を設けています。
ピアノ(やコントラバス)を始めたら、できるようになりたいこと、弾きたい曲やジャンルなどをお話いただいていたり、
レッスンのイメージや教室のイベントなどについてお話して、
レッスンをスタートしたらどのようなペースになるのかをご相談したりしています。
ふつうの大人が、気負わずにピアノを習える教室でありたいと思っています。
ノア音楽教室へのお問い合わせは下記まで。
090-2650-5470
市川市鬼越1-9-5
(京成鬼越駅より 徒歩2分、
総武線本八幡駅・都営地下鉄線本八幡駅・京成八幡駅より 徒歩15分、
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