大人のピアノTさんの影響力！

先日もこのブログでご紹介しました大人のピアノの生徒さん　Tさん。

前回は、ほかの生徒さんМさんとレッスンが前後になりましたが、

つい先日は、Kさんと前後になりました。

（当音楽教室では、大人の方を中心に、不定期ペースのレッスンもお受けしています）

Tさんのレッスンが終わり、Kさんがレッスン室へ。

大人のオフ会やおさらい会などで顔を合わせているので、

「まあ、お久しぶり！」

なんて挨拶を交わしたりもしています。

Kさんが「ちょっと弾いてみてください」と言って、

Tさんは、はいはいとピアノへ戻りました。


Tさん、緊張する方ですが、でも人前で弾くことは好きなタイプです。


音数の多い曲をすてきに弾いたTさんに、Kさんは、とてもびっくりしたと同時に、

「ちょっとショックでした」

と、その後レッスンでぽつりと言っていたのが印象的でした。

前回Мさんに大きな影響を与えたように、今回はKさんも…。

男性Tさんとは、楽譜が読めない（読まない？！）ことで、ほかの方とはちょっと違ったレッスンを進めてきました。

ほんとうは楽譜は読めるととって便利なんですよ？？！

と、わたしが何度もお伝えしているし、

Tさんご自身も限界を感じて、最近は楽譜を読むということを努力していらっしゃいます。

彼は、「皆さん楽譜が読めてピアノを弾けて、すごい！！」と、言っています。

一方、、地道にピアノと楽譜に向かっている他の生徒さんは、

「楽譜が読めないのにあんなに弾ける！　どうして？！」

と、Tさんの「手の形を覚えて弾けてしまう」ということに驚き、すごい！！と思っています。

大人の生徒さん同士、お互いが「すごいな～」と尊重・尊敬しあって、

「じゃあわたしもがんばろう」と思えるような教室に育っていて、

わたしとしては、とても嬉しく思っています。

楽譜はやっぱりスイスイ読めたら便利だし、

手に覚えさせてあげることも、必要。

どちらもできて結びついたら、最強なんですけれどね。(^▽^)/