今年ほどピアノを習っていて良かったと思ったことはありません
3月も後半!
大人のおさらい会から半月も経ってしまいました。
「気が抜けてしまって・・・」
という方が、今回は多いような気もしますが、
それでも、各々次の曲が決まってきたところです。
さて、おさらい会ではいつも
わたしが、演奏する方のご紹介やエピソード、曲の解説などをお話しながら
進行しています。
知らない人が次々弾くよりも、
その方の人となりや 曲に対する想いなどを知っていただいて
ピアノでできることや 曲の好みなどが大なり小なり違っていても
同じ「大人のピアノ」の世界にいる人として共感の気持ちを持って聴いていただけるかな
と思うからです。
今回は、そのご紹介の部分を 個々の方に文章で寄せていただき、
それをわたしが読む という形にしました。
曲に対する想いを書いて下さった方、
普段のピアノ練習について思っていることを書いて下さった方、
この1年間に弾いてきた曲について振り返った方、
これからの目標を語った方、
・・・それぞれですが、
かえってそれが面白く、共感を持って聴いていただけたと思います。
その中でも、「コロナ禍でのピアノとの向き合い方」という意味で
皆さんに共通して響いたのではないかなと思う
ある方の言葉を ご紹介したいと思います。
【ある生徒さんのお声】
「コロナ禍、残念な事、悲しい事・・・いろいろ数えたらキリがなく、
最初は、毎日が祈る思いでした。
でも、ある時・・・
できないことをなげくより、今できる事を考える方が
ストレスなく生活できると 気持ちを切り替え、
目の前のことをただ淡々とこなす様に努めました。
今回のおさらい会も その延長上にあります。
「おさらい会で何を弾こうか?」 ではなく、
「この曲を弾いているときにおさらい会の時期が来た」
というスタイルです。
この1年ほど、ピアノを始めておいて良かったと思うことはありません。
先生、ありがとうございます。」
【ここまで】
(いえいえ、こちらこそ!)
おさらい会後のアンケートでは、
「コロナ禍、あなたにとってピアノとは?」 という項目を設けました。
上記の方と同じような想いを書いてくださった方もいらっしゃいます。
今後少しずつ、ここでもご紹介していきたいと思っています。
今写真を見返してみても、皆さんの想いの詰まったいい時間だったなぁ~ と
(若干手前みそかもしれませんが、笑) 思うのです。
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