楽譜を読めるようになるには
「大人のピアノレッスンをしていて、よく耳にするのが
『楽譜を読むのが苦手なんです』
というお声です」
と、先日このブログで書きました
(➡ こちらです)。
このお声、実は、ピアノ初心者さんだけでなく、結構弾ける方からも、聞きます。
物理的に、本当に読めない、読むのが大変、という方はもちろんですが、
苦手意識を持っていらっしゃる方、多いんですよね。
「自称 楽譜が苦手」という感じでしょうか。
まぁまぁ楽譜は読めるけれど、
見てパッとは弾けないし、
和音が合っているかどうかよくわからない
「自称 楽譜が苦手」さんは、そうおっしゃいます。
そう、楽譜を読むって、物理的に一つ一つの音符がドだとかレだとかわかる、ということだけでは足りないのですね。
縦に和音を捉える「かたまり読み」と
横に流れを読んでいく「もよう読み」とが、まずは必要です。
そしてその先も…。
先日の音高受験生ちゃんのレッスンで
最初の3小節がそれぞれ同じような構成ということ
この3小節の最初の和音同士が繋がっていること
について気付いてもらいました。
楽譜は、縦にも横にも、
そして時には少し行きつ戻りつしながら、大きく捉えて読むことができるようになると、
いいですね。
そして、さらにその先も…。
楽譜を読んで弾いているけれどこの音で合っているかどうかがわかりません、という大人は、
和声感(和音を感じる力)をもう少し強化できると良いのかもしれません。
たとえ単旋律(メロディーだけとか)でも、そこにどんな和音が付くのか、
分かっていると、ほぼ「あたり」が付けられた状態から譜読みがスタートするので、ラクです。
こう書くと、とても難しいことのように思われるかもしれませんが、
たいていの方には、ある程度すでに和声感がありますから、そんなに怖がらなくても大丈夫です!
楽譜に苦手意識がある方、
克服したい気持ちが強い方には、
レッスン時間の一部を譜読み強化の時間に充てることもできますので、
ご相談ください。
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