シニアのピアノも応援しています!
「大人のピアノを応援したい!」との想いで教室を立ち上げ、
ブログで発信していったことが、今のノア音楽教室の礎を作っています。
書くに当たって、どういう言葉を使うか、
ピアノ教室のためのブログを始めた当初は、考え考え、進めていました。
世の中には、大人を形容するいろいろな言葉があります。
「中年」、「アラフォー」(など)、「老人」、「シニア」、
最近では「プラチナ世代」という言葉も定着しましたね。
わたしは「シニア」という言葉を使うことに、なんとなく抵抗感があり、
ブログではほとんどの場合、「大人」という言葉で書いてきました。
そういえば、
教室を立ち上げようか、という頃、ある業界で成功している方とお話する機会があり、
「大人のピアノね~・・・
でもシニアはやめといた方がいいわよ、未来がないから。
子どもは未来があるから、子どもを教えた方がいいわよ」
と言われたことがあります。
その方には、まったく悪気はなかったのですが、
なんだかその世代の方に失礼だなと感じてしまいました。
シニアに未来はないでしょうか。
70代半ばのある生徒さんは、60代後半からピアノを始め、
「ピアノをやるなら弾けるようになりたい」と憧れていた「エリーゼのために」を昨年仕上げました。
今は、やはり憧れの「乙女の祈り」が、完成目前です。
あと1曲憧れの曲が、ショパンの「ノクターン」。
次なる目標です。
美空ひばりさんの「川の流れのように」など、昭和の名曲も、弾きたい曲がいくつかあるそうです。
この4月に、きれいな新品のアップライトピアノをご購入。
まだまだ、ピアノで弾きたい曲を弾いていけますね。
「『エリーゼのために』も、『乙女の祈り』も、ピアノを始めたからには弾けるようになりたいとは思っていたけれど、
まさかほんとに弾けるようになるとは思ってなかったわ。
少しずつでもがんばれば、弾けるようになるもんですね」
とおっしゃいます。
そんなこの生徒さんの姿は、「わたしもあんな風に歳を取りたい」と、
ほかの大人の生徒さんの憧れです。
シニアのピアノも、応援しています!
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