キリがない

11月に開催する「大曲の会」に向けて、エントリーしている生徒さんたち、曲の磨きに入ってきました。

「大曲の会」とは、

一度は弾いてみたい憧れの曲を　少し時間をかけて磨いて仕上げませんか？

といった趣旨のものです。

その方にとって「大曲」であれば、必ずしも長~い曲でなくてもいいと考えています。

ベートーヴェンのソナタ、ショパンのバラード、ブラームスのラプソディ、などなど

骨太の作品が出そろいました。

聴きごたえもたっぷりな会になりそうで、わたしも楽しみです。

とはいえ、ご参加の生徒さんたちは、それぞれにお仕事を持つ40代・50代の方たちです。

週の中でピアノを弾けない日もありながらも（週末しか弾けない方も）、

「この１曲！」と選んだ曲とひたむきに向き合う姿には、頭が下がります。

今月に入って、こんな↓　お声が何回か聞かれています・・・。

「間に合うのかしら？」

「キリがないですね」

弾けるようになるほどに、もっとこうしたらいいかも？！　という課題が、

１曲のあちらにも　こちらにも　見えてきます。

最近・・・、

「大曲の会」は、毎年とはいかずとも、第２回も開催すべきだなぁと、感じています

（まだ第１回も終わっていないというのにww）。

第１回を経験してみて、同じ曲をライフワークのように磨き続け本番を重ねる、という向き合い方もアリだと思いますし、

第１回がこの曲だから　次はあの曲！・・・とチャレンジを重ねるのもアリだと思うのです。

教室運営も、キリがありませんね(笑)。